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AZtecMineral

鉱物リベレーション解析ツール

AZtecMineralは、高機能で自動化された鉱物リベレーション分析ソリューションです。鉱石の評価を可能にし、金属回収に関する重要なデータを提供し、そして多目的SEMを使用したプロセス歩留まりの特性評価を可能にします。また、研究環境での岩石の特性評価のための貴重なツールでもあり、面倒な光学分析の自動化を可能にします。

オックスフォード・インストゥルメンツの最大4台まで搭載可能な大面積SDD検出器(Ultim Max)の性能を利用し、専用システムと同等の速度で正確な鉱物の分級を提供します。またニーズに応じて他の調査を行う柔軟性を持っています。


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AZtecMineralは、高機能で自動化された鉱物リベレーション分析ソリューションです。鉱石の特性評価を可能にし、金属回収に関する重要なデータを提供し、多目的SEMを使用したプロセス歩留まりの特性評価を可能にします。

オックスフォード・インストゥルメンツの大面積SDD検出器(Ultim Max)の性能を利用して、専用システムと同等の速度で鉱物の正確な分類を提供しますが、必要に応じて他の調査を実行するための柔軟性も備えています。

自動鉱物解析

Applications

  • 貴金属回収(PGM)
  • 卑金属回収
  • 鉄鉱石の特性評価
  • 石炭(鉱物不純物分析)
  • 薄片評価
  • モーダル鉱物学

性能

  • Ultim® Maxテクノロジーを使用した高速収集
  • 広領域の自動解析、ナノスケールの分解能
  • AZtecのTruQTM定量アルゴリズムを活用

Flexibility

  • ほぼ全てののSEMに対応
  • 既存のシステムに後付け可能
  • WDS、EBSD、補完的なEDS技術を用いたより詳細な分析のためのグレインの再配置
  • アップグレードパスには大面積マッピング、EDS定量マッピングなどが含まれます。

AZtecMineralは、サンプルの大面積(通常は数センチ四方)領域にわたってグレインを自動的に分析します。

個々の粒の情報は領域データ内に保存され、詳細な解析のために利用可能することができます。

  • 試料は、グレインマウント、研磨された試料、または薄片のいずれかを使用することができます。
  • 反射電子像から得られる原子番号コントラストを用いて、粒子とその中のグレインを検出します。
  • X線データとBSE画像の形態学的データを組み合わせて鉱物の同定を行います。
  • 各鉱物の形態学的情報と相情報の両方がデータベースに保存されており、そこからいつでも詳細な情報を検索して再分析することができます。
  • 各データセット内のすべてのマップ、極図、測定、サブセット、材料の設定を保存します。
  • 相の識別は、取得中のリアルタイム定量分析(AZtecのTruQ処理を含む)によって行われます。これにより化学的に類似した相を識別するために必要な精度が得られます。
  • 個々の粒子と親粒子との関係は、さらなる後処理のために維持されます。
  • 後処理モジュールは、グラフィカルユーザーインターフェースを介してデータへの直接かつ便利なアクセスを提供します。
  • 鉱物の豊富さ、鉱物の関連性、リベレーション、粒度分布、共通の周囲の関連性と粒子の関連性、累積リベレーション量のグラフ(サンプルタイプによる)など、サンプル全体の統計情報と同様に、個々の粒についても情報が提供されます。
    鉱物粒は、5,000以上の参照鉱物を含むデータベースに対して分類することができます。自動化されたアプローチでは、データベースと比較するために、類似した組成の粒のグループを識別します。

AZtecMineralに関するアプリケーションノート

Fast Characterisation of Minerals with Similar Crystal Structures

電子後方散乱回折(EBSD)とエネルギー分散型X線分析法(EDS)を組み合わせて地質学的試料の特性を調べることで、試料の形成や歴史に関するより多くの情報を得ることができます。

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関連情報

その他アプリケーション

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